懸垂修飾語(dangling modifier)は、文をうっかりおかしな意味にしてしまう文法の間違いです。一度見分けられるようになれば、簡単に直せます。
懸垂修飾語とは? #
修飾語とは、何かを説明する単語や語句のことです。説明される対象が文の中にないと、修飾語は宙ぶらりん(dangle)になり、違う単語にくっついてしまいます。
Walking to work, the rain started.
歩いていたのは誰でしょう?雨ではありません。この文には誰が歩いていたのかが書かれていないので、walking to workがthe rainにくっついてしまい、「雨が歩いて通勤していた」ような意味になります。
ルール #
文頭の語句は、コンマのすぐ後ろに来る主語を説明します。
Walking to work, I got caught in the rain. ✓
2つの直し方 #
1. コンマの後ろに正しい主語を置く。
After reading the report, the answer was clear.After reading the report, I knew the answer.
2. 語句を主語と動詞のある節にする。
While cooking dinner, the phone rang.While I was cooking dinner, the phone rang.
位置を誤った修飾語 #
位置を誤った修飾語(misplaced modifier)は、文の中にあるものの、置く場所が間違っている修飾語です。
I only ate two cookies.(クッキーについては食べることしかしなかった、という意味になる) I ate only two cookies.(2枚しか食べなかった、という意味)
She served sandwiches to the guests on paper plates.She served the guests sandwiches on paper plates.
修飾語は、説明する単語のすぐ隣に置きましょう。
その他の例 #
| 懸垂修飾語 | 修正後 |
|---|---|
| Having finished the test, the students sat quietly. | |
| To get a refund, you must complete the form. | |
| As a new user, I found the app easy to learn. |
AIに書き直してもらおう #
AI Grammar Checkerは、わかりにくい文を明確な文に書き直してくれます。同じ文をもう一度チェックすると、別の言い換えが表示されます。